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Little stories

夢か何かだったのかもしれない

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幼い学生たちがお喋りをしている。
銀色のサッシに太陽の陽が当たっている。
「金曜日のメールの話、知ってる?」
「知ってる知ってる、気味悪かったよね」
「ねえ、でもさ、最近来なくなったと思わない?」
教員とおぼしき男性が姿を現す。
「おい、お喋りしてないでさっさと掃除終わらせろよ」
「はーい」
「さっき喋ってたのは金曜のメールのことだよな?」
「なんだ、先生も興味あったんじゃないですかー」
「ネットワークが新しいものに変わってからなんだよな、メールが来なくなったのは」
「先生そういうの詳しいですよね」
「もしかしてさ、誰かが古いネットワークの中にいて、優しい言葉をたくさん人に送ってたとか思っちゃうよね」 「やーだ、そんなのよけい気味が悪いって。本の読みすぎだよ」
教員は言った。
「もしかしたら、そんなことができる人がいたかもしれないね、そういうこと考えるのは悪いことじゃないよ。神秘的でいいじゃないか」
真夏の強い日差しが、彼らの離れた場所に刺すように降り注いでいた。
(了)

電子世界2

■---voice---

すべてはフィクションです。

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